「ありのままの自分を生きる」を実現する

プログラムの流れ

プログラムの流れ

1. 石取りゲーム(共通言語)のルールはひとつ
 コミュニケーションの道具として使うのは、囲碁の基本ルールを使った石取りゲームです。実際にどのようなゲームなのかご紹介しましょう。幼児対象でもすぐに実践できますが、指導員が熟練してくると、ゼロ歳児も参加してコミュニケーションを図ることができるようになります。では、さっそくルールの説明です。

 使う道具は3つです。線の描かれた囲碁盤(いごばん)と白、黒の碁石(ごいし)。これで白黒に分かれ、どちらが先に相手の石を捕まえるかを競います。

ルールはひとつ

 ルールはひとつだけ。相手の逃げ道をすべて無くせば取れるという「石取りのルール」です。たとえば上の図は、白が黒の逃げ道をふさいでいます。すると、黒を取ることができます。
 ただし、実際には白黒1個ずつ、順番に置いていきますから、なかなか思うように取れません。そこで、取るか取られるか、互いに知恵を絞って石取りゲームを進めます。

団体戦の様子(中学校の総合学習で)

2. 団体戦から
 ふれあい囲碁は、その場に集まったすべての人が参加して、団体戦のゲームから始めます。1チームが10人前後になるようチーム分けします。全体の参加人数に制限はありません。
 会場の広さにもよりますが、大きな体育館などで実施する際は、500人以上の参加者でプログラムを体験することも可能です。

 チーム分けができたら囲碁盤の周囲に並び、先頭の人がジャンケンで先後を決めます。お互いのチームが向き合って、「お願いします」とあいさつをして、ゲームを開始します。1人1個ずつ順番に、碁石を碁盤の好きなところに置いて行きます。

 勝敗は、「先に相手の石を3個取ったら勝ち」あるいは「7分以内に多く取ったチームの勝ち」などとして、その場に応じた進め方があります。そして、次々と対戦相手を替えてゲームを進めます。
*すべての人が参加できるプログラムですが、ゲームへの参加は強制ではありません。周囲で見ているだけでも“参加”とみなします

まずはジャンケンから

3. 囲碁リーダーの役割
 ふれあい囲碁には、必ず囲碁リーダーが付きます。囲碁リーダーは参加者に碁石を手渡したり、参加者からの質問に適切に対応するなど、コミュニケーションプログラムの全体の流れを仕切ります。

 ゲーム自体はとても簡単ですが、適切なコミュニケーションを成立させるためには、プログラムを確実に実行する知識と技術がリーダーに求められます。ふれあい囲碁の指導員は、そのための研修を重ね、実践にあたっています。
*ふれあい囲碁指導員には、競技囲碁の知識はとくに必要ありません。また、レクリエーションではありませんので、レクリエーションインストラクターの知識や経験も必要ありません。

個人戦の様子(老人会と保育園の交流より)

4. 個人戦などのバリエーション
 ふれあい囲碁は、団体戦を基本としますが、1対1の適切なコミュニケーションをはかるために、個人戦の形式も活用します。
 標準的な進行としては、団体戦を2、3回行ったあと、それぞれの参加者に対戦カードを配布し、「一番多くの人と対戦した(=ふれあった)人の優勝」という流れで実施します。

 例えば学校でクラス替えを行ったとき、自治会やPTA、各種ボランティア組織などで人が入れ替わったとき、あるいは不特定多数の参加者がいる会議などで活用すると効果的です。
 このほか、不登校や閉じこもりなど、対人関係に苦しんでいる人を対象にするときにも、個人戦の形式を活用して穏やかなコミュニケーションを図ります。

このページのトップへ

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional